2013年08月24日

中国絵本『小石狮』

中国在住の友人に頼んでおいた中国絵本3冊が、やっと私の手元にやってきた。
中国Amazonで見つけて数ヶ月。首を長くして待っていたので、本当に嬉しい。
あ、なんで自分で買わないのかって言うと、送料が高いから。
確か2000円くらい。そんなに払いたくない。
なので中国住の友人に買ってもらい、彼女が帰国した際に受け取った。

今日は息子のお気に入り『小石狮』を紹介したい。
この本、日本語版もあって、邦題は『ちいさなこまいぬ』
以前行った中国絵本展での展示を見て、絶対に欲しいと思っていた一冊。

小さな村の守り神である狛犬の視点から描かれた、ちょっとだけ切ない作品。
※送料高くてもいい、と言う方はこちらからどうぞ。

作者の熊亮は中国絵本業界では若手。
絵はパソコンと手描きの組み合わせだそう。
落ち着いた色調に、柔らかい描写がなかなか素敵。

写真.JPG

文はとても平易。
1ページにつき1~2行ほどで、とくに難読な漢字もない。
対象年齢は2歳前後からだろうか。

読み始めて1週間ほど。
息子がタイトルの「石狮」という単語を覚えてくれた。
「石狮 よむ〜?」と本を持ってくるのが可愛い。
ただ使う機会はあまりなさそう。
だって狛犬ってさ、そんなにしょっちゅうは見ないよね。

で、この本、『绘本中国 导读手册』なる、おまけの小冊子が付いてきた。
日本語にすると『中国絵本 読み方の手引き』とでもなるのかな。
写真 1.JPG

写真 2.JPG

児童文学の研究をしている教授から、一般の主婦まで、いろいろな方の文章が載っている。
どれもこの作者の作品について書かれている。
チラ見しかしてないので、今度ゆっくり読んでみたい。

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日本語版『ちいさなこまいぬ』は↓こちらから↓
ちいさなこまいぬ [大型本] / キム シオン (著); 長田 弘 (翻訳); コンセル (刊)
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posted by しゃちま at 00:02| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年07月05日

祝二歳と出産備忘録

イヤイヤ期の息子に手を焼き、全てにやる気をなくしていたこの1ヶ月。
子供が叫べば私も怒鳴り散らし、子供がヒスれば私も発狂し、子供が泣けば私も号泣と言う、阿鼻叫喚の日々でした。
私の悩みは大抵底が浅いので、今回もすぐに立ち直りました。
上がってみると、なんだあんな浅瀬で溺れていたのかと毎回思います。楽しい水遊びでした。ちゃぷちゃぷ。

さてそんな息子、7月1日で無事2歳になりました!!

子供の誕生日は本当に節目と言う感じがして、母親としては身が引き締まる思い。
1歳から2歳へ。正に新たなステージへ第一歩を踏み出したわけで。
誕生日会は、また来年無事に3歳の誕生日を迎えられるよう家族みんなで頑張ろう、という決起会みたいなものである。

そして子供の誕生日は、私が出産をした日でもある。
こういう風に考えるのは「産む」ということをした母親ならでなんだなぁ、と改めて思う。
2歳の誕生日、息子の寝顔を見ていて、出産した時のことを思い出した。

あの日のことはたぶんしわしわのおばあちゃんになっても忘れない。
そんな瞬間、たぶん出産以外にないんじゃなかろうか。少なくともこれまでの私の人生にはなかった。
初キスだって初Hだって初失恋だって親の離婚だって家出だって婚姻届出したときだって仕事の初大ポカだって、薄っぺらい30年なりに、その時々で様々な思いがあったけど、数年経てば全ておぼろげである。
今にして思えばただの通過点で、結局その程度の出来事だった。

でも出産は違う。あの日心と体に深く刻まれたものは、薄れていく予感がしない。たぶん。

私は陣痛が長く、6月29日の夕方から7月1日の午前5時に生まれるまで、約36時間苦しみ続けた。
よく「鼻からスイカが出てくる感じ」とか聞く。
それが陣痛の辛さを表現したものなのか、分娩の痛みを表現したものなのかは分からないけど、個人的にはどちらも当てはまらなかった。

陣痛に関しては子宮口がデモ隊と闘っている感じ。
分娩は百年分の灼熱のウンコが出てくる快感って感じだった。

陣痛の後半は、もうシモが天安門だった。
あれは痛みではなく心身の拷問なわけで、ひたすら辛いんだけど、ただ辛いんじゃない。
出せば楽になると分かっているし、もう体が勝手にいきんでしまうんだけど、それを我慢しなければならないのが一番辛い。

精神的に未熟な私は、10分に1回助産師を呼びつけては
「もう出すっつってんだよぉぉぉぉ!!何度言ったら分かんだこのボケカスタコごるぁぁぁぁ!!」
と罵ったり
「今すぐ腹切れぇぇぇぇ死ねぇぇぇぇ!!ぐおわぁぁぁぁ!!」
と獣の咆哮とともに発狂したたり
「お、お、おぅ…おねがい…ひま…すぅ…」
とボロボロ泣きすがったりしていた。

腹さえ出てなきゃ、完全にエクソシストだった。
神父が十字架を胸に、聖水かけてても違和感なかったと思う。

最終的には、あのメンタル最強のだんなが
「もう帝王切開にしてくれませんか…もう見てられません…怖いです…」
とやつれた顔で助産師に頼み込んでいた。

分娩台に上がって、いきんでいいですよと言われたときは、目の前に世界中のありとあらゆる神が舞い降りてきて、光の輪の中でマイムマイムを踊っているのが見えた気がした。

出産前に病棟見学で見た分娩台は、無機質で冷たい感じがした。
たくさんの医療器具に囲まれて産むことに、少し恐怖と抵抗を感じたりもしたけど、そんなヤワな気持ちはとっくのとうに消え去っていた。
上がるなり、大股開きで足を踏ん張り、手元のグリップをガッチリ握りしめ、
「次来たら、いっちゃっていいんすね!?」と俄然やる気に。

先生が来て、いろいろと準備をし、
「は〜い、じゃあ次でいきみましょうか」
と、私に散々呪詛の言葉を投げつけられた助産師さんが優しく言う。

あんなに精神錯乱してたのに、ここまでくると自分でも驚くくらい冷静。
母親学級で習ったいきみ方や、赤ちゃんの出方などを思い出し、その通りにやろうとしていた。
「頭見えてますよ〜」とか「破けちゃうので切りますね」とか、一言一句今でも覚えてる。

そしてものの10分で息子無事誕生
分娩だけに限って言えば、大変な安産だったと言えるのかも。

出産直後、母になった私の第一声は
「わぁ!痛くない!」
でした。

そのあとは横で唇フルフルさせてるだんなに写真撮影を指示したり、息子をカンガルーケアしながら、だんなと胎盤見たりして平和な時間を過ごした。
だんなも、母も、憔悴しきった目元で、優しく笑っていた。
生まれたての息子は、なんだか疲れたような顔をしていた。

助産師さんにはすぐに謝った。
「いいんですよ〜みんなああだから、ははは」
と言ってくれた。

そのあと分娩台の上で、約40時間ぶりの食糧であるおにぎり2個をむさぼり食った。
今までで一番美味いおにぎりだったなぁ。


と、一気に書いてしまった。
まとまりがなくてすいません。

それにしても、妊娠期間中はあんなに穏やかで慈しみに溢れた時間が流れているのに、出産ときたらあまりに激烈猛烈強烈じゃなかろうか。
母なんかは、私が逆子でなかなか出てこないもんだから、先生にお腹ぐいぐい押されたって言ってたし。
あんなに大事に大事にしてきて、最後上から押されるって、どゆこと!?って感じだ。

最後が美しくないことに、少しだけ残念な感じがしているのは、口が悪かった私だけだろうか。

次回はぜひ美しくキメたいものである。


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posted by しゃちま at 00:27| 東京 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2013年05月17日

功夫摇篮曲 〜カンフー子守歌〜

タイトルの功夫摇篮曲は私の造語。
功夫は中国語でカンフー、摇篮曲は子守唄の意味。
なので訳すと「カンフー子守歌」になるわけです。

ところでこの摇篮曲って単語、字面的には、「ゆりかご歌」って感じ?
えんじの棉袄(綿入れ)着た中国母さんが、籐のゆりかごを足でゆらゆらさせながら歌っている光景が目に浮かぶ。なかなかノスタルジー溢れる単語でいいね。

しかし私は、そんなイメージとはかけ離れた摇篮曲を毎夜息子に歌い聞かせている。
というか、単に自分の歌いたい歌を歌っている。
子守唄にかこつけたカラオケである。

良く歌っているのは周华建の『朋友』、いろんな人に歌い回されている『至少还有你』『月亮代表我的心』、あとジャッキーチェンの『酔拳』あたり。

おいこら、ちょっと待て、最後のおかしいだろと思った方。
大丈夫、私だっておかしいとは思っている。

最初は一応日本語のオーソドックスな子守唄を歌ってた。

♪ねんねんころ〜り〜や〜 おころりよ〜
とか
♪ねむれ〜ねむれ〜 母の胸に〜
とか。

しかし我が子との初夜を迎えてビックリ。
この2曲の、このフレーズしか歌えなかった。
原因は不明。

しかし赤子は泣いている。
今、歌が求められている。


カタチだけでも歌わなきゃと思い、そのとき絞り出したのが長渕剛の『巡恋歌』だった。
歌ってどうなったかは覚えてないけど、今でもたまに歌っているので、たぶんそれなりの効果があったんだと思う。

それ以来、もうフツーの子守唄は諦めてしまった。
自分で作曲した奇怪な曲や、童謡など、紆余曲折を経て、現在は好きな歌を歌うことにしている。
寝ればいいんである。

で、さっきの中国語の歌をざっくり紹介すると、『朋友』は人生と友情の歌、『至少还有你』『月亮代表我的心』は恋愛歌で、特に『至少〜』の方は永遠の愛をテーマにしたような歌詞で、結婚式ソングにぴったり。
『酔拳』はジャッキーの同名主演映画のテーマ曲で、映画の内容に沿ったような、酔拳&オレ強しって感じの歌詞になってる。
ちなみにとってもマッチョな内容のセリフ部分あり。
もちろんこれもちゃんと子守唄に含まれている。

たぶんこの中では『月亮代表我的心』が一番子守唄っぽいんだろうけど、息子のお気に入りは意外と『酔拳』。

↓歌詞付き『酔拳』動画はコチラ↓


絵本読み終わった後「寝るよ〜」と言って
♪我颠颠又倒倒好比浪涛〜♪
って勇ましく歌い始めると、腕の中に潜り込んできて寝に入る。
変わった子だなぁ、と思いながらよしよしする。酔拳歌いながら。

が、息子本人も気に入ってるので、このままいくつもり。

昼はMP3に入った『酔拳』をかけることがあるのだが、冒頭にメンズたちの『ふっ!ふっはっ!』という、汗臭い気合いの入った掛け声が入っている。
さすがに私もこの部分は歌っていない。
そのため息子は、『酔拳』を聞きたいときは、
「ふっはぁ〜?ふっはぁ〜?」と言ってせがんでくる。

変わった子だなぁ、と思いながらかけてやる。

歌って、けっこう耳に残る。
CMソングのように何回も聞いていると、自然と口ずさんでいたり、覚えにくいことも歌にするとすんなり入ってきたりする。

なので毎日のように聞かせていたら、フレーズごと覚えてくれるんじゃないかな、という淡い期待を抱きながら歌っている。
ただこの100%カンフーソングの使えるフレーズって、一体どの辺りなのかって聞かれると、正直微妙なんだけど。

ま、やっぱり私のカラオケね。


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posted by しゃちま at 22:53| 東京 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 子育て | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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